ホームスクーリングの学生として大学に出願し、適応する方法
- 詳細なシラバスと成績の説明を準備する
家族は、各授業のシラバスと成績の対応を詳しく説明できるようにしておきましょう。
要点:
- 生徒たちは様々なホームスクーリングの経験を持っています。
- 多くのホームスクール協会やオンライングループが利用できます。
- 入学事務局は、大学進学を目指すホームスクーリングの学生のためのリソースになります。
- COVID-19パンデミックをきっかけに、多くの家族がホームスクーリングを選ぶようになりました。
しかし、ホームスクーリングはカリキュラムや授業時間、課題の内容が家族によって異なるため、大学入試担当者に大学への準備ができていることを示すのが難しい場合があります。
サザンメイン大学の入学担当ディレクター、レイチェル・モラレスは、「公立や私立の高校から出願する学生のことは理解できますが、ホームスクールの学生についてはそれがありません」と言っています。
一方で、ホームスクーリングは応募者を際立たせることもあります。バトラー大学のロリ・グリーンは、「ホームスクーリングの学生は自然に異なる経験を持っています。多くの大学は様々な背景や経験を求めています」と述べています。
ホームスクーリングの学生が大学出願と大学生活に備えるためのヒント
- 入学要件を理解する
各大学にはホームスクーリングの学生に対する入学要件があります。例えば、追加のフォームに学習経験を詳しく書くことが求められたり、公式テストスコアの提出が必要な場合があります。 - 申請にコンテキストを提供する
大学によっては、ホームスクーリングの学生向けの特別な申請書はありませんが、追加の学術情報が必要なことがあります。各授業のシラバスや成績の対応を詳しく説明し、もし授業が親以外の人によって教えられていた場合は、その教育提供者を記載しましょう。 - 他の学業成果を見せる
ホームスクーリングの成績だけでは他の志願者と比較するのが難しいため、地域のコミュニティカレッジでの授業など、他の学業成果も見せると良いでしょう。 - 家族からの推薦状を避ける
両親からの推薦状は信頼されにくいことが多いです。代わりに、コミュニティカレッジの教授やコーチ、雇用主などからの推薦状を用意しましょう。 - サポートネットワークを作る
公立や私立の高校生とは違い、ホームスクーリングの学生にはカウンセラーがいませんが、入学事務局やホームスクール協会、オンライングループがサポートしてくれます。
大学生活に慣れるためのヒント
- キャンパスでの新しい環境に慣れる
初めて大学に行くことはどの新入生にとっても不安ですが、ホームスクーリングの学生は特有の学業や社会的な課題があるかもしれません。教授のオフィスアワーやチューター、ライティングセンターなどのキャンパス内リソースを活用しましょう。 - 時間管理をしっかりする
1日を「睡眠」「学業」「その他の活動」の3つに分ける「888式」を使うと、効率的に時間を管理できます。8時間は睡眠、8時間は学業に、残りの8時間は友達との交流やクラブ活動に使うと良いでしょう。 - 社交的な仲間を見つける
大学では、自分を支え、挑戦してくれる仲間を見つけることが大切です。他人に自分を合わせる必要はなく、信頼できる人を見つけるようにしましょう。